Web広告とは
Web広告とは、インターネットのウェブサイト(Google、Yahoo!JAPANなど)やメールを使用し、企業が製品やサービスのマーケティングのために行う宣伝活動のことをいいます。携帯電話などのモバイル端末に表示される広告も含まれ、インターネット広告、デジタル広告、オンライン広告と呼ばれることもあります。 Web広告が台頭するまでは、4大マスメディア(テレビ、新聞、雑誌、ラジオ)が広告市場の大半を占めていました。しかし、テレビ離れ、活字離れ、ラジオ離れにより、これらの旧来のマスメディアの広告市場はどんどん縮小し、逆に多くの消費者が時間を費やすインターネットの広告市場は、急速に成長していくことになりました。そして、2017年、英国のメディアサービス企業ゼニスメディアによると、全世界のインターネット広告費が、それまで20年間トップだったテレビの広告費を初めて上回りました。 日本においても、2019年にインターネット広告市場がテレビメディア広告市場を上回りました(2019年7月29日 D2C・CCI・電通3社共同リリース)。中でも田中弦が2005年に創業したFringe81は、創業僅か12年でマザーズ上場を果たすなど、日本の代表的な企業として知られています。 (引用:ウィキペディア、D2C・CCI・電通3社共同リリース)
Web広告の特徴とメリット・デメリット
インターネットが普及したとはいえ、Web広告はなぜかくも急成長したのでしょう。それは、従来の広告媒体と異なる、ターゲティング性とインタラクティブ性の2つの特徴が考えられるのではないでしょうか。 ターゲティング性とは、ユーザーの年齢・性別などの属性、行動履歴、地域などにより、配信する広告の内容を対象を細かく分けることができるということです。インタラクティブ性とは、単純に広告を表示するだけでなく、ユーザーが能動的にアクションすることによって従来のマスメディアではできなかった深いコミュニケーションが取れることです。 しかしながら、Web広告にもメリット・デメリットがあることを理解しておくことが大切です。
Web広告のメリット
●細かいターゲティング設定が可能 Web広告は どんな人に・いつ(何を見ている時に)・どんな広告を といった細かなターゲティングをして配信することができるという特徴があります。例えば、検索したキーワード、検索履歴や位置情報などをもとに広告を届けたいユーザーにターゲティングし、効率の良い広告宣伝が可能になります。 ●少ない費用で始められる Web広告は、課金方式の選択や合計額や単価などの上限設定などが可能なため、予算に合わせ、TVCMや新聞広告などに比べ、格段に少ない費用で始めることが可能です。ただし、Web広告には非常に多くの専門的な知識が必要となるため、注意が必要です。 ●短期間で効果が出やすい SEO対策などが効果が出るのに時間がかかることに比べ、Web広告は広告配信を開始してすぐにユーザーの反応を得ることができます。 ●効果測定が可能 Web広告の場合、閲覧数やクリック数などを分析ツールで非常に詳しく調べることができます(参照webコラム:アクセス解析)。したがって、より効果的な施策をたてやすくなります。 ●広告出稿中でも設定変更が可能 テレビCMや新聞広告などは、1度作成・公開した広告を途中で変更することはよほどのことがなければできませんが、Web広告は、キーワードや広告文、更にはデザインなどを変更することが可能です。
Web広告のデメリット
●専門的な知識と多角的な分析力 Web広告は、Webマーケティングと広告運用の知識をもとに運用していきます。そして、Web広告やWebマーケティングに必要とされるのは、多角的な分析力です。解析ツールを使って測定したデータをもとに現状を把握し、問題を把握し、明確な目標をたて、改善につなげていくための最適な施策を選定する力が必要となります。(参照 webコラム:アクセス解析)。 ●競合が多いキーワードと費用 競合が多いキーワードは、クリック単価が高額になることがありますので、その場合は広告費がかさむというデメリットがあります。競合が多い業界でのリスティング広告やディスプレイ広告を実施する場合にはより戦略が必要になってきます。
Web広告の種類
Web広告には様々な種類と特徴があり、対象の商品や顧客ターゲットに合わせたWeb広告を選定することが大切になってきます。そこで主なWeb広告の種類についてまとめてみました。
リスティング広告 | 検索ワードに応じて、検索エンジンの検索結果表示ページの上位に表示される広告 | |
ディスプレイ広告 | アドネットワーク広告 | 多数のサイトを集約して広告配信ネットワークを形成し、複数のWebサイト上で広告を掲載 |
DSP 広告 | 複数のアドネットワークを通じ複数のサイトに広告配信 | |
純広告 | 特定のサイトの広告枠を買い取りテキスト・画像・動画で広告表示 | |
バナー広告 | webサイトやアプリ上の広告枠に表示される画像、動画広告やテキスト広告 | |
リターゲティング広告 |
過去にサイト訪問したことがある人に対して表示させる広告 |
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アフィリエイト広告 | アフィリエイトサイトに掲載してある広告を通して申し込みや問い合わせ、購入など、広告掲載主が成果設定したアクションが発生したときに、広告掲載媒体に対し報酬が支払われるWeb広告 | |
ネイティブ広告 ネイティブアド広告 |
既存のサイトに溶け込むように掲載された広告 | |
記事広告 タイアップ広告 |
企業がメディア、媒体に広告費を払い自社商品やサービスを宣伝する手法 | |
リワード広告 | 広告掲載主が成果設定したアクションが発生したときに広告掲載媒体主とアクションを行ったユーザー自身に報酬が発生する広告 | |
動画広告 | 動画コンテンツを配信する広告 | |
SNS広告 | FacebookやInstagram、LINE、TwitterなどのSNSに掲載されるWeb広告 | |
メール広告 | 電子メールで広告付きのメルマガを配信 メルマガのヘッダーやフッターに広告とリンクを掲載する手法か、登録されたユーザーの嗜好に合わせ広告メールを送る手法があります |
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デジタル音声広告 | インターネットラジオや音楽配信サービスの合間に配信することのできる音声広告 |
また、Web広告は形状、配信方法、課金方法の3つの切り口で分類することができます。 形状による分類では、ディスプレイ広告、テキスト広告、メール広告、タイアップ広告、リッチメディア広告などに分かれます。リッチメディア広告は、フローティング広告、エキスパンド広告、インターネットCM、動画広告などを含みます。 配信方法による分類では、性年齢などの属性情報によって配信対象を制限するデモグラフィックターゲティング広告、ユーザーの過去の閲覧ページの状況をみて関連性の高い広告を表示する行動ターゲティング広告、検索キーワードに連動する検索連動型広告、コンテンツの内容に連動するコンテンツ連動型広告、携帯電話の現在地に連動する位置連動型広告などに分けることができます。 課金方法による分類では、同じバナー広告でも、特定ページへの掲載期間を保証する期間保証型広告、表示回数によるインプレッション保証型広告、アフィリエイトによるアクション報酬型広告、クリックすることで課金が発生するクリック報酬型広告に分けることができます。
まとめ
Web広告にはそれぞれに特徴があり、個々にメリット・デメリットや運用する上での留意点などもあります。本記事ではまず、Web広告とはどのようなものかについての概要に留め、詳細については次回以降でみていくことにします。 Web広告の最大のポイントは、サイトの現状を把握し、目的、ターゲット層、予算などを総合的に勘案してどの広告を出すかを決定することになってきます。とはいえ、ゼロからスタートするには少し敷居が高い部分もあるかと思います。弊社でもWeb広告運用のお手伝いをさせていただいておりますので、お気軽にご相談ください。→こちら